愛車を売ると決めたなら、ほんの僅かな金額であっても相場より高く売却したいですよね。
中古車の買取価格には相場がありますが、そもそもどのような基準で金額が決まっているのか知ってますか?
当サイトでは、中古車買取で高額査定を勝ち取るために、管理人が実際に売却した経験と、当時の愛車を中古車買取業者に査定してもらったときに敏腕査定士から聞いた、中古車査定のポイントを暴露しますよ。
車買取業者は、査定するあなたの車と予め定められた標準の車両状態を比較して、査定士が金額の判定を出します。人それぞれに車の整備状態は違うので、ある程度の基準をもって査定価格をはじき出すのは合理的ですよね。
車をより高く買い取ってもらうために、標準の状態がどのようなものかを紹介します。かの有名な「孫子の兵法」にも、敵を知り己を知れば百戦危うからずという言葉があるほどですし、査定業者の考え方を知っておくと、より高額査定を引き出す味方に変わるかも知れません。あ、それから、車買取業者は敵ではなく交渉相手ですので。念のため。
基準をお伝えしますし標準に満たない場合の解決策や、実際には車売ったことない人が運営しているようなサイトで紹介されているウソも暴露しちゃいますよ。
中古車査定士が見積もりをする際に見ている個所はここだ
中古車査定士が見積もりをする際に見ている個所は、日本自動車査定協会が定める標準の状態に近い状態をキープ出来ているかに重点を置いて見ています。
■日本自動車査定協会が定める標準の状態の車とは?
いかがですか?
いわゆる標準の敷居が高く感じますよね。
それに正直に言って、標準の状態をキープするほど徹底したメンテナンスの中古車って少ないですよね。
じゃあ高額査定をゲットするにはどうすればいいの?
解決策はありますので、まずは安心してください。
結論から言ってしまうと、やはり同日同時刻の複数業者による査定が高額査定につながるし、マイナス面を小さくする効果もあるみたいです。業者さん側としてはライバル業者の手前もあるし、マイナス査定を強調し過ぎると売ってもらえないというような危機感があるのかも。そういう意味においても、一括査定って素晴らしいシステムなんですね。
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車買取 査定額を業者が決める具体的な方法
それではひとつずつ見ていきましょう。
中古車買取業者の査定士いわく、「ここはOK。ここはNG」という部分があるのでご自身の車と見比べてみてください。
まず外装の小キズは、よっぽど深いキズでもない限り、最近の中古車ショップで比較的簡単に修復できますので、気にしなくて大丈夫です。ワックスをかけた方がいいよって言ってるサイトは車を売った経験が無い人が運営しているか、情報がかなり古いです(笑)。それよりも内装の特にシートのシミがないかを確認してください。シートのシミもある程度は取れますけど、気にする人はいますからねえ。あと内装の臭い(タバコ臭)なども昔は嫌がられていましたけど、最近の臭い消しは強力ですから、あまり気にしなくても大丈夫なんだそうです。
次にエンジン・足回りは走行に支障がなく良好であることですが、エンジンから異常音が出てしまっている状態だとしたら、査定額に影響があるかも。
車検の残りは、目安として3ヵ月は残りがあると良いそうですよ。
走行キロ数は車の場合は一般的に、1年に1万kmだと言われています。それよりも多いと査定額に悪影響となるのは分かると思いますが、走行距離が少なすぎても査定額にひびく場合もあるそうですよ。その理由は、走行距離の少なさを「長年放置していた」と受け取られてしまう場合があるからなんだそうです。これは意外ですよね。
もし、週末にしか車の運転をしない等の理由で走行距離が少ないのであれば、査定士にその旨はしっかりと伝えた方がいいですね。ちなみに私(当サイト管理人)は、「まさかのメーター戻しとかないですよね〜?」と言われましたよ。もちろん冗談っぽくですが。
タイヤにスリップサインが出ているのもマイナス査定になるケースでもありますが、査定士によっては見逃す人もいますよ。こういうときに同時査定をして複数業者さんがいると、少し審査が甘くなるのかなあ、と思ったりもしてます。ただ見逃すケースの理由は定かではありません。
最後に事故歴や修復歴がないことですが、査定額に影響があるかどうかで言うと、まあ、当たり前にありますよね。ちなみに事故や修復歴については、シャーシの部分を修復したなど走行に支障がありそうなものである場合には、査定額マイナスは大きくなるみたいです。あと今だに実際にいるのが、修復歴なしとの申告で車を売却しようとする人なんだそうです。車を売る本契約の書類にも記載されていると思いますが、もし車が次の人に渡った後で深刻な修復歴の偽装が発覚した場合には、修理費用や賠償費用を請求されてしまいます。そうならないためにも、最初からありのままを伝えた方が良さそうですね。